年末の大掃除。【統計・機械学習系の積み本編】

この記事は Advent Calendar 2015 - VOYAGE GROUP 5日目の担当分です。

私、@yuu_ito はVOYAGE GROUPでデータ見て考えて整理する業務に携わっています。

仕事について今年を振り返ってみると、新しい技術に触れたり、学ぶ事もたくさんあったので 全体的に楽しく過ごせたと思っています。

ただ、興味はあって始めてみようとしても継続せずそのまま。。なんてこともありました。

今この記事を読んでいる人の中にも、 オライリーのEbookやKindleでポチったけど開いてすらいない本がたくさんある方がいらっしゃるのでは。|д゚)チラッ

ということでこの記事では私の今年購入した本について晒して整理してみます。

消化済。読み進め中の本

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  • 通称:みどり本。社内の輪読会にて読了できました!
  • ベイズ推定、MCMC周りの理解はこの本のおかげかも。
  • コードはRとwinbugsというMCMCライブラリですが、Rstanで書きなおして写経したりしました。面倒ですが手を動かすと理解は深まりますね。

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  • ご存知PRMLですね。ネットで調べると「復習レーン」とか「~のための学習」みたいな情報もあったりで、私と同様苦労している方もいるみたいです。
  • こちらも社内の人たちと定期的に読んでいます。みどり本に比べると結構難しいです。
  • 上巻の4章が終わる辺りまで読みました。下巻が楽しみです。

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  • 演習問題がgithubに公開されていて iPython notebook でコードを書いてゆく形式になっています。実は原書(英語)は無料で読めます。
  • さっと眺めた感じ、統計学に関する用語を体系的に理解できそう。
  • 社内もくもく会(会議室で個々に黙々こなす会)が始まったのですが、初回でれず。

積み本。。

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  • とりあえず、5章までは読みました。
  • 元々はもくもく会の題材に挙がり、コードでアルゴリズムを理解できそうという事で買ってはみたのですが、 あまりコードについて解説している内容でなかったのでもくもくは中断。もくもく会は上で紹介したThink Statsに方向転換しました。
  • PRMLの上巻と内容はかぶっていますが、より数式や図が丁寧に書かれています。 私のようにPRMLでくじけそうな人はこれを読んでからだと「なるほどー」となりそう。

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  • 紹介した本の中では割りと最初のほうに購入した本なのですが。。
  • PRMLや他の書籍で数式がわからなくなった時につまみ読みしていますが、しっかり読みいないです。
  • 改めて開いてみるとLU分解とかの理論に加えて実装時のポイントも書いてあって良さそう。

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  • 恥ずかしなら、勢いでポチってしまった本。時系列データ分析を勉強し始めた時に買ってしまったが、 事前の知識が足りないせいか全く進まずに気づいたら積み本に。

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  • こちらも↑の本と一緒に買ったもの。数式厳しくてもコード書かれているのでイケるか! と思ったのですが当時は理解が足らず。。
  • 改めて開いてみたらイケそうな気がしました。

まとめ

いかがでしょうか?多分まだまだPCの中やウチの本棚の中に眠っているのがあるかもしれないですが、 思い出せるところはこんなところです。

やはり 人を巻き込んで勉強しているものについては無理にでも読み進めてることができている感じがあります。 輪読会とかで担当すれば担当分の理解は深まりますし、分からなくても周りに相談できます。 逆に積んでしまったものは、誰かしら巻き込んでとっかかりを作ってしまえば良いかもしれないですね。 そして自分の知識、スキルとして昇華させるには、勉強会に参加するだけでなく自分の手を動かすのが一番だと思います。

次回は @brtriver さんです。お楽しみに!